ロッテ・佐々木朗希に中6日厳命 井口監督「来年求める姿」小島、石川と開幕投手争いも

[ 2021年11月27日 05:30 ]

ロッテ・佐々木朗希
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 ロッテの井口監督が来季3年目の佐々木朗の中6日起用を本格解禁し、先発ローテーションの軸として厳守させる考えを示した。「今年みたいな使い方では(困る)。シーズン最後のような形で、しっかり結果を出す。それが朗希に来年求める姿」と明言した。

 2年目の今季は5月16日の西武戦でプロデビューし、同27日の阪神戦で初勝利を飾るなど11試合で3勝2敗、防御率2・27。シーズン中は疲労回復を優先し、登板後に出場選手登録を抹消しながら約2週間空けての投球が続いた。優勝を争う10月14日のオリックス戦で初めて中6日で起用され、6回5安打無失点で勝利投手に。結局、中6日での登板はこの1試合だけだった。

 CSファーストSの楽天戦では初戦の先発を託され、6回4安打1失点。自身に白星は付かなかったが毎回の10三振を奪い、チームを勝利に導いた。佐々木朗も「いきなりは無理かもしれないけど、登板数は今年の倍くらい投げたい」と自覚する。中6日にめどが立てば今季チーム最多10勝の小島、右肘手術から復帰した石川と並び開幕投手候補になるのは確実だ。同学年のヤクルト・奥川、オリックス・宮城は日本シリーズの舞台でしのぎを削っている。世代の旗手として、令和の怪物右腕に3年目のさらなる飛躍が求められる。(君島 圭介)

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2021年11月27日のニュース