DeNA・佐野 年俸1億円突破!ドラフト9位から「成り上がり」セ・リーグでは初

[ 2021年11月27日 05:30 ]

来季に向けさらなる高みを目指す佐野恵太
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 DeNA・佐野が横浜スタジアムで契約更改交渉し、4000万円増の年俸1億1000万円でサインした。支配下ドラフト9位以下指名の選手の1億円突破は、後藤光尊(オリックス01年10巡目)に続き2人目で、セ・リーグでは初の「成り上がり」となった。

 「いつか1億円はいきたいと思っていたが、実感が湧かない。9位で入団し上へ上へ、下克上、下克上と。今思えば9位で入ったのが良かったのかも」

 16年ドラフト9位で明大から入団。19年に1軍定着し、20年からは主将を務めて同年の首位打者に輝いた。今季はプロ初の全試合出場。打率・303はリーグ6位で17本塁打、72打点をマークした。それでも三浦監督就任初年度に6年ぶりの最下位に沈み「全試合出場したこと以外、数字は納得してない」と表情は崩さない。

 「1年目はヒット2本だった。でも強い気持ちはあった。今後は優勝目指し、リーグ一、日本一の打者になりたい」と大台突破を機に、気持ちを新たにした。(大木 穂高)

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