日本一逃したオリ・中嶋監督は「悔しい」を連呼 6試合中5試合が1点差の「超絶シリーズ」に敗れ

[ 2021年11月27日 00:55 ]

SMBC日本シリーズ2021第6戦   オリックス1ー2ヤクルト ( 2021年11月27日    ほっともっと神戸 )

<日本S オ・ヤ(6)> セレモニーを終え握手をかわすオリックス・中嶋監督(左)とヤクルト・高津監督(撮影・大森 寛明)
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 厳しい顔つきのまま、オリックス・中嶋監督は報道陣の前に現れた。6試合中5試合が1点差の歴史的接戦。指揮官が最初に口にしたのは満足感ではなく、素直な感情だった。

 「う~ん、そりゃ負けたんですから悔しいですよね、はい」

 エース山本由伸をたてた背水の陣。沢村賞右腕はベンチの期待通り、いや、それを凌ぐ力投を見せた。9回1失点。だから、援護できず、勝利投手にできなかった事実は重い。

 「あれだけのピッチングをしてくれたのに、援護点取れずに…。本来なら、もうゆっくりと勝ちの余韻に浸っているのでしょうけど、それができなかったのは悔しいですね」

 9回のマウンドは由伸の志願。球数はプロ最多の141球を数えた。

 「最後の最後にあれだけのピッチングをしてくれて。何とかしてあげたかったけどねえ、悔しいですね」

 もちろん、短期決戦で敗れたことで、前年最下位からシリーズまでたどり着いた「下克上」の足跡は否定されるものではない。最後に残った悲願へ向け、最後にこう力をこめた。

 「ホントに諦めない姿勢がついてきたのかな、と思いますし、まだまだ足りない部分もある。発展途上のチームなので、まだまだやらないことは一杯あります」

 真の頂点へ、オリックスの2022年シーズンは神戸から始まった。

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