大谷翔平 今季使用バットに手応え 「僕はテクニカルなタイプの方が合っている」

[ 2021年11月27日 15:14 ]

インタビューで来季への抱負を語る大谷(C)ASICS
Photo By 提供写真

 エンゼルスの大谷翔平投手(27)がアドバイザー契約を結ぶアシックスジャパンのプロモーション撮影に参加。ア・リーグMVPに選出されるなど歴史的な活躍を見せた今季、使用したバットについて語った。

 大谷はこれまで主にアオダモ材のバットを使用していたが「はじき返すイメージに変えたい」と今季からバーチ材のバットに変更した。

 バーチ材は衝撃に強く、最も硬いメープル材に近い打感が特徴で、しなりも持ち合わせている。これまでしなりがより大きく、長くボールを押し込むことができるアオダモ材のバットを使っていただけに、打撃感覚は大きく異なると見られた。撮影の中で大谷も「違いは感じましたね。持っている段階で違いましたし。形自体も違うので、全く違うバットというくらい変えていますね」と述べた。

 打席でのアプローチの変化について、バット素材によって変わることはないとしながらも「メイプルは練習なんかで使ったりするんですが、弾きが良い分、あんまりスピンがかからない。どちらかというと無回転に近い。ナックルみたいな打球が多くなる。柔らかいバットを使うことによって多少スピンがかかるというか、角度が出やすい、ちょっと打ち上げやすい。ほんの少しの違いですね」と微細な違いを感じていたようだ。

 バーチ材バットの打撃感覚は「どちらかというとタモ(アオダモ)に近いですかね、感覚としては。ハードメイプルはがっちがちなので。弾きが(手に)伝わってくる感じですけど。これはちょっと吸い付くというか気持ち柔らかい、ひっつくという感じかなと思います」とし、「アオダモはしなるって感じ。こっちはひっつくって感じですかね」と表現。

 バット材が固いほど衝撃が大きいとされ「アメリカ人は好んで固ければ固いほうがいいタイプが多いですけど。僕なんかは純粋なパワーというか、筋力で勝負するタイプではもちろんないので、ちょっとテクニカルなタイプの方が合っているかなと思います」と手応えを口にした。

 大谷はシーズン中にも試合後のオンライン取材で使用バットについて語っていたことがあり「去年の方がよりトップに重さがある感じのイメージのバット。今年はどちらかというと均等(のバランス)」と説明。均等バランス(ミドルバランス)のバットは操作性が高い一方、トップバランスのバットのように重みを利用して速く振ることができないため、打球飛距離は劣る傾向にある。大谷も「飛距離はその分、出にくいのかなっていうのはあります」と認めた一方で、「その分、フィジカルも強くなっています」と自信を見せていた。

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