土砂降りの甲子園 大阪桐蔭控え選手の行動に称賛の声 泥で汚れた審判にタオル差し出す

[ 2021年8月17日 11:36 ]

<大阪桐蔭・東海大菅生>8回1死一塁、東海大菅生・本田(右)のバットが雨ですっぽ抜け、そのバットをタオルで拭いて渡す大阪桐蔭ナイン(撮影・平嶋 理子) 
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 第103回全国高校野球選手権大会の第5日は17日、甲子園球場で1回戦が行われ、第1試合は3年ぶり出場の大阪桐蔭(大阪)が4年ぶり出場の東海大菅生(西東京)に8回途中、降雨コールドで7-4で勝ち、初戦を突破した。

 試合途中から降り出した雨は時間の経過とともに激しさを増し、田んぼのように水が溜まるグラウンドで両校は必死に白球を追った。

 中でも大阪桐蔭の控え選手の行動にネット上では称賛の声が相次いだ。泥で汚れがついた審判にタオルを差し出したり、相手打者のすっぽ抜けたバットをベンチの選手がタオルで拭いて返していた。その姿に「手が汚れた審判にすかさずタオルを持っていく大阪桐蔭の球児!素晴らしい光景だ こういう事ができるから大阪桐蔭は強いチームなんだろう」「すごい」「偉い。感動した」などと投稿が相次いだ。

 中断を経ての降雨コールドにファンからは「両チームとも大雨の中お疲れさまでした。阪神園芸様、ご苦労さまでした」「阪神園芸さんすげー この雨で新しくピッチャーのステップの位置に砂入れた いい仕事するわな~」「東海大菅生、大阪桐蔭、審判、阪神園芸、応援の方達、お疲れ様でした。体冷やさないように」などとねぎらう声が続々と挙がった。

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