大阪桐蔭 雨中の決戦で東海大菅生にコールド勝ち

[ 2021年8月17日 10:37 ]

第103回全国高校野球選手権 1回戦   大阪桐蔭7-4東海大菅生 ( 2021年8月17日    甲子園 )

<大阪桐蔭・東海大菅生>7回2死一、二塁、雨が降り続き、グラウンドコンディションが悪化するなか、大阪桐蔭・田代に2点適時二塁打を浴びた東海大菅生・本田(撮影・坂田 高浩)
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 第103回全国高校野球選手権大会の第5日は17日、甲子園球場で1回戦が行われ、3年ぶり出場の大阪桐蔭(大阪)が4年ぶり出場の東海大菅生(西東京)を8回途中、降雨コールドで7-4で下し、初戦を突破した。

 序盤は大阪桐蔭の一発攻勢だった。初回1死二塁で4番・花田がバックスクリーンへ先制の2ラン。直後に1点を返されたが、3回には先頭の2番・藤原が左翼ポール際へソロホームラン。さらに2死から5番・前田も中越えソロを放ち、リードは3点に。7回に3点を返されたが、直後に2点を奪って突き放した。

 投げてはエース・松浦が力投。雨で滑りやすいマウンドでのピッチングを強いられた影響もあって、7回には3点を返され、なお一打逆転のピンチを迎えたが、4番・小池を三振に仕留めて踏ん張った。

 試合は8回表の東海大菅生の攻撃中、1死一、二塁の時点で中断となって、そのまま再開することなく10時38分にコールドとなった。大阪で167チームの頂点に立った古豪が、東西の強豪校対決で粘り勝ち。3年ぶりの夏制覇へ一歩前進となった。

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