巨人・原監督「わっしょいベースボール」で流行語大賞あるぞ!リーグ3連覇なら候補入り確実

[ 2021年8月17日 05:30 ]

松山空港に飾られた「牛鬼」の横でわっしょい!ポーズを決める巨人・原監督(撮影・森沢裕)
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 巨人・原監督が逆転優勝を狙う後半戦に向けて掲げた「わっしょいベースボール」。早くも「新語・流行語大賞」を管轄する「現代用語の基礎知識」(自由国民社)編集部が候補にリストアップする可能性が出てきた。同社担当者は本紙の取材に「全国的に広がりを見せ、影響力が出てくれば(ノミネートの)可能性はあります。野球界の言葉が入ることは多い」と明言。リーグ3連覇なら候補入りは確実だ。

 原監督の造語で結束を強めたチームは後半戦開幕から3連勝。祭りのみこしを担ぐ新パフォーマンスも生まれた。17日からのヤクルト戦に向け松山入りした指揮官は「“陽”で戦う。祭り、みこしは楽しいもの。きついと思わない。みこしを担ぐ精神状態で戦う」と意欲。球団もグッズ作製を検討するなど一丸で盛り上げる。

 球界からは16年に広島・緒方監督が鈴木の好調ぶりを表現した「神ってる」が年間大賞を受賞。巨人では96年に長嶋監督の「メークドラマ」、99年上原浩治の「雑草魂」が栄冠に輝いた。チームは最大8ゲーム差あった首位の阪神を1ゲーム差で追う。逆転でリーグ3連覇を達成するなど、今後の世間への影響次第で5年ぶりに野球界から大賞に選出される可能性はある。

 今年は東京五輪が開催されたがコロナ禍で暗い話題は多く、スポーツ界から発信される明るい言葉はよりスポットライトを浴びる。ライバル候補はスケートボード競技で解説を務めたプロスケートボーダーの瀬尻稜氏による「ゴン攻め」や、ストリートで金メダルを獲得した13歳の西矢椛の「真夏の大冒険」など。同賞の担当者は「野球界から多くの方に授賞式に出席していただいてきました。これから新語を広く拾っていく」と期待した。

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