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甲子園で野球殿堂入り佐山和夫氏の表彰式 コロナ下の球児に「冷静な気持ちで備えて」とエール

[ 2021年8月17日 12:38 ]

 今年1年1月14日に、野球殿堂表彰者(特別表彰部門)に選出された作家の佐山和夫氏(84=日本高等学校野球連盟顧問、阪神甲子園球場歴史館顧問)の表彰式が17日、甲子園球場内の貴賓室で行われ、記念のレリーフのレプリカが贈呈され、日本高野連・八田英二会長から記念の花束が贈られた。

 当初はグラウンドで表彰式が行われる予定だったが、雨のため場所を室内に移して行われた。野球に関する多数の著作を残し、さらに日本高野連顧問として選抜21世紀枠創設にも関わった佐山氏は「私の球歴と言えるには旧制和歌山中(現桐蔭高校)のボールボーイだったことくらい。野球殿堂入りは本当に幸運な巡り合わせだった」と感想を語った上で、コロナ下で野球を続ける高校生に激励のメッセージを送った。

 「見えざる難敵でみなさんの苦労は大変だと思う。でも人間の人智を集めれば、克服できないものはないと信じています。望まないことが起こるのは世の常。これも与えられた試練。苦しい思いだと思うが、この中で育てられ、鍛えられているのかもしれない。戦争中は野球ができなかった。今は雨が上がれば野球はできる。冷静な気持ちで備えてください。そのときはきっとやってくる」

 どんなときでも希望を持って、野球を通して仲間と力を合わせる高校生の姿を佐山氏も信じていた。

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