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佐久長聖→関大 藤原太郎内野手 感謝の思いを野球で表現してほしい

[ 2021年8月17日 05:30 ]

長野代替大会で優勝した佐久長聖の藤原
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 【栄冠は2年分輝く 昨夏独自大会Vの主将からのエール(6)】背番号をつなげる。自分たちの思いは、それだけでした。昨年の独自大会は試合ごとにベンチ入りメンバーの入れ替えができた。3年生52人が全員、ベンチ入りするためには勝たないといけない。いつもは目の前の試合だけを考えますけど、先を見ながらやっていました。

 甲子園大会がなくなったときは、3年生をまとめることが難しかった。キャプテンをやるのが本当にしんどかった。何回もミーティングをして、独自大会で優勝するために練習するという意思確認を繰り返しました。決して思い出づくりじゃない。厳しい練習をして、お互いに厳しい言葉を掛けながら夏を迎えました。

 大会は何とか勝ち上がることができて、52人全員がベンチに入って、背番号を背負って試合ができました。優勝したときのうれしさは忘れません。今でも、みんなとよく話しますね。

 自分は1年生の夏、甲子園で1打席だけ立たせてもらいました。自分がそこにいることが信じられない感じでした。甲子園に行った人しか分からないことがあるとよく聞いていて、確かにそうだなと。野球人生の中で一生忘れない大きな経験だったので、最後はみんなで行きたかった。

 今年は大変な状況でも大会が開催されています。試合ができるのは、いろいろな方が動いてくれているから。選手たちはそのことを忘れず、感謝の気持ちを忘れずにプレーしてほしい。その思いを野球で表現してくれたらいいなと思いますね。 (構成・川島 毅洋)

 ◇藤原 太郎(ふじわら・たろう)2002年(平14)8月4日生まれ、奈良県出身の19歳。小1で野球を始め、大瀬中では生駒ボーイズでプレー。佐久長聖では1年春からベンチ入りし、1年夏に甲子園出場。卒業後は関大に進学。1メートル75、75キロ。右投げ左打ち。

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