日大山形4年ぶり18度目の甲子園!初回、中堅榎本がビッグプレー

[ 2021年7月24日 15:45 ]

第103回全国高校野球選手権・山形大会決勝   日大山形9―7東海大山形 ( 2021年7月24日    スタジアムやまがた )

<日大山形・東海大山形>4年ぶりの甲子園を決め歓喜の日大山形ナイン(撮影・長久保 豊)
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 日大山形が17年夏以来、4年ぶり18度目の甲子園出場を決めた。

 大一番は守備からリズムをつくった。初回に1点を先制され、なお2死三塁。東海大山形・大河原翔(3年)の打球はセンター後方を襲ったが、榎本拓海中堅手(3年)がフェンスに激突しながら好捕した。抜けていれば2点目が入るはずが、チェンジ。榎本は担架で運ばれ、治療を施した後、再び元気にグラウンドへ現れた。

 勢いづいたチームはその裏に4安打で2点を挙げ逆転。計14安打9得点を奪い、中盤以降の東海大山形の反撃を振り切った。

 県勢では最多18度目の優勝を勝ち取った荒木準也監督は「山形県代表として甲子園で戦ってきます」と声を詰まらせる。佐藤拓斗主将(3年)も「榎本がよく守ってくれた」と初回の大ファインプレーに感謝すると「先輩たちの分まで闘ってきいます。目標は甲子園での優勝」と昨夏不完全燃焼に終わった卒業生とともに、聖地で大暴れしてくると宣言した。 

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