北別府さん「長嶋、王両先輩の姿に胸が熱くなりました」 東京五輪開会式をTVで見守る

[ 2021年7月24日 14:28 ]

北別府学氏
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 広島ひと筋にエースとして通算213勝を挙げた野球解説者の北別府学さん(64)が24日、自身のブログを更新。前日23日夜に国立競技場で無観客開催された東京五輪開会式に登場した巨人の長嶋茂雄終身名誉監督(85)とソフトバンクの王貞治会長(81)の姿に感動したことをつづった。

 「皆さん、観ましたか?」のタイトルでブログを更新。「私も遅くまで開会式観ていました」とした上で「もう少し日本の祭りや歴史的なものを出してほしいかなと思いながら拝見していましたが個人的にはやはり長嶋、王両先輩の姿に胸が熱くなりました。そのあと医療関係者の方に繋がれ世界中がコロナで苦しんでいる中の五輪だと再認識した次第です。選手団の皆さんも素晴らしい笑顔をありがとうございました」とつづった。

 “ミスタープロ野球”の長嶋氏、通算868本塁打を放ち“世界の王”と呼ばれた王氏はともに大病を乗り越えての開会式参加。巨人やメジャーリーグのヤンキースなどで活躍した松井秀喜氏(47)は長嶋氏の身体を背後から支えており、国民栄誉賞受賞者3人そろっての登場がは大きな話題を呼んだ。

 「昨年以降、大切な友人3人が亡くなってしまいましたが昨夜の国立競技場の光が彼らに届いたのではないかと思えてなりませんでした」と北別府さん。「皆さんも様々な思いでオリンピック2020を迎えられたのではないでしょうか」と感慨深げにブログを締めくくった。

 北別府さんは2020年1月に成人T細胞白血病(ATL)を患っていることを公表。同年5月には次男をドナーとする骨髄移植を受け、今年3月には約1年2カ月ぶりにテレビ番組コメンテーターとして“現場復帰”した。6月14日のブログでは、転倒して側頭部を10数針縫うケガを負っていたことを発表。その後、尾てい骨骨折も発表している。

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