指名した20人は全員投手 大リーグのエンゼルスがドラフトで異色の指名

[ 2021年7月14日 09:11 ]

ドラフトであいさつするマンフレッド・コミッショナー(AP)
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 11日に始まった大リーグのドラフトは13日までに全20巡目までの指名を終えたが、大谷翔平(27)が所属するエンゼルスは全体9番目で指名したマイアミ大オハイオ(オハイオ州)の右腕、サム・バックマン(21=185センチ、107キロ)を含め、指名した20人の選手が全員投手となった。

 12巡目のメイソン・オルブライト(18=183センチ、86キロ)だけが高校生でほかの19人は大学生の投手。指名は同球団でスカウト担当を務めるマイク・スワンソン氏がが行ったが、同氏は2017年のドラフトで最初に指名した20人中13人が投手で、18年は16人、19年も17人が投手だった。

 エンゼルスの防御率は4・90でア・リーグ12位と低迷。それが投手の大量指名となったが、指名した全選手が投手となったのは、5巡目までの指名だった昨年のマーリンズだけで、きわめて異例の出来事となった。

 なおインディアンズも20人中19人、ドジャースも19人中17人が投手の指名となった。

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2021年7月14日のニュース