オリックス・T―岡田「スカパー!サヨナラ賞」初受賞 6.13広島戦での劇打「久しぶりの感覚」

[ 2021年7月14日 13:00 ]

6月13日の広島戦、9回2死満塁、サヨナラ打を放ちナインから手荒い祝福を受けるT―岡田(左から2人目)
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 オリックス・T―岡田外野手(33)が、月間を通じて最もインパクトのあるサヨナラ打等を放った選手に贈られる6月度の「スカパー!サヨナラ賞」を初受賞した。

 同外野手は6月13日の広島戦(京セラドーム)で8―8の9回2死満塁、広島の守護神・栗林から右前にサヨナラ打を放った。2010年8月4日の西武戦以来、自身11年ぶり3度目となるサヨナラ打。「そういう場面で回ってきても、決められない事が多かった。久しぶりの感覚というか、久しぶりにいいところで打てたなという感じだった」。4年ぶり6連勝を決めると同時に、開幕から22試合連続無失点だった栗林にプロ初黒星を付けた。「そこより、何とか勝ちたいという気持ちの方が大きかったですね」と振り返った。

 チームは14年以来、7年ぶりの球宴前首位ターンを確定。好調の理由を「つながりというか、チームという形になってきているのが一番かと思います」と言う。1996年以来、25年ぶり優勝をかけて戦う後半戦に向け「本当に大事な戦いがずっと続いていくので、雰囲気を変えられる1本を打てたらいいなと思います」と全力でチームに貢献する。

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2021年7月14日のニュース