負傷者リスト入りで球宴欠場のダルビッシュ 股関節より「問題だったのは体調面」 現在は快方へ

[ 2021年7月14日 07:20 ]

パドレスのダルビッシュ(AP)
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 左股関節周辺の炎症のため、10日間の負傷者リスト(IL)入りしたパドレス・ダルビッシュ有投手(34)が14日、ブログを更新。左股関節以外にも体調不良があったことを明かした。

 8日のナショナルズ戦で張りを訴え、早期降板。オールスター戦の欠場は既に決まっていたが、治療に専念するため現地入りもしなかった。ブログでは「前回登板で左股関節に違和感を感じ、故障者リストに入りました。もう痛みはなく大丈夫なのですが、後半戦最初の3日間に先発しないため中継ぎを入れたいチーム戦略もありDL入りとなりました」と報告。「左股関節はシーズン前からあまりよくなく、1カ月ほど前からフォームを微調整しながらごまかして投げていましたが前回登板で痛みを感じだしたので降板になりました」とつづった。

 一方で「正直左股関節より問題だったのは体調面でした」と明かした。「先週月曜日に鼻水、鼻詰まりの症状があり、薬をのんで火曜日、水曜日は良かったのですが木曜日の登板前のブルペンからよくわからない体調不良を感じていてそれが昨日まで治らなかったためオールスターに行かずサンディエゴで休むことになってしまいました」と体調不良に悩まされていたことをつづった。

 「ここ数日、熱は全くないのですが常にだるさがあり運動を始めるとすぐに疲れを感じ、集中が出来なくなってしまう感じで休みながらリハビリをしていました。シンシナティに行った時ぐらいからチーム内で風邪っぽいのが流行っていたのでそれが遅れて自分に来た感じかな?と思っています。ただ昨日ぐらいから良くなってきたので左股関節も含めもうすぐ100%に戻るかな?と感じています」と快方に向かっている様子だ。

 妻の聖子さんとは、シーズン前に「オールスターに連れて行って、パレードの車に乗せる」と約束していたといい、「まさかの理由で達成できず悔しいですね 妻はオールスター選出に十分喜んでくれてので良かったですが」と記した。

 今回、股関節に痛みが出たことで気づきもあったという。「今まで疎かにしていた股関節周りのケアやトレーニングなどにより興味を持ち、勉強を始めたことでウィークポイントが自覚できたことで自分にはまだまだ伸び代があると実感できたので逆に楽しみができました。また成長できるようにこれまで通り地道にやっていきます」と締めくくった。

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2021年7月14日のニュース