反攻のキーマンへ 広島・九里2被弾も粘ったチームトップ7勝「ゾーンの中でピッチングができた」

[ 2021年7月14日 05:30 ]

セ・リーグ   広島8ー3中日 ( 2021年7月13日    マツダ )

<広・中>ヒーローインタビューを終えファンに応える九里(撮影・奥 調)
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 広島先発・九里は7回3失点でチームトップの7勝目を挙げた。「野手の方にしっかり守っていただいて、早い回で点も取っていただいて、ゾーンの中でピッチングができた」と、こうべを垂れた。

 2被弾も、踏ん張った。1点リードの2回に阿部にソロを浴び、6点リードの7回にも堂上の2ランを被弾。「悔しいの方が強い」と反省も、それ以外は要所を締めた。特にイニングの先頭打者には1人も出塁を許さず。打線の援護にも恵まれ、96球を投げ抜いた。

 前半戦最後の登板で白星ターン。「(前半戦は)コロナで離脱してしまったり、悔しい思いもした」と総括した上で、後半戦へ向け「最後までローテーションを守った中で、しっかりイニングも投げたい」と意気込んだ。チームは3連勝で自力優勝の可能性が復活。先発の軸として、反攻のキーマンとなる。

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2021年7月14日のニュース