1年4カ月ぶり大谷の囲み取材 オンラインとは違った息遣いと表情

[ 2021年7月14日 02:30 ]

MLB球宴本塁打競争 ( 2021年7月12日    デンバー )

本塁打競争後に約1年4カ月ぶりの対面取材に応じた大谷
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 【記者フリートーク】大谷は肩で息をしていた。瞳孔は開き、頬や額にはびっしょりと汗がにじんでいた。ただ、随所に見せる笑顔や上ずった声が、疲労感以上に大舞台での高揚感を感じさせた。

 本塁打競争の後に行われた、コロナ禍直前の昨年3月以来、約1年4カ月ぶりの囲み取材。オンラインとは違う息遣いや表情の変化が読み取れた。報道陣が多い大谷の取材現場は質問の機会を得るだけでも一苦労だが、勢いで「おかわり質問」にも成功。私も自然と気持ちが高ぶった。

 一方で、本塁打競争前に十分な距離を取って行われた球宴の先発投手会見では私の順番の直前で、司会役のテレビリポーターに質問が打ち切られた。マイクを渡されていただけに、思わず両手を上げて「WHY」のポーズ。大谷と水原一平通訳がニヤニヤ笑っていたように見えたのは気のせいだろうか…。(MLB担当・柳原 直之)

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2021年7月14日のニュース