智弁和歌山 箕島との名門校対決制し21年連続の夏初戦突破 エース中西が8回2失点&アーチで貢献

[ 2021年7月14日 20:11 ]

和歌山大会 2回戦   智弁和歌山8―2箕島 ( 2021年7月14日    紀三井寺 )

<智弁和歌山・箕島>先発の智弁和歌山・中西は8回2失点の力投を見せる(撮影・後藤 大輝)
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 ともに初戦の2回戦で、春夏通じ4度の甲子園優勝を誇る箕島と、同3度の智弁和歌山が夏初となる初戦での激突。名門対決は智弁和歌山に軍配が上がり、21年連続の初戦突破となった。

 初回に箕島が1点を先行したが、その裏に智弁和歌山が3四球を足がかりに「5番一塁」岡西佑弥(2年)の左犠飛と「6番捕手」渡部海(2年)の左前打で逆転。以降はリードを許さなかった。先発した今秋ドラフト候補右腕の中西聖輝(3年)は8回2失点の粘投。7回2死無走者からは左越えにソロ本塁打も放った。

 中谷仁監督は「甲子園を目指して戦えることが、ありがたいことだと強く感じた。箕島さんとこうして初戦を迎えられて、本当にありがたく思いました。まだまだここから一戦一戦、成長していかないといけない」と勝ってかぶとの緒を締めた。

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2021年7月14日のニュース