阪神・中野「流れを変えようと」気迫ヘッドで内野安打 完全復調10戦連続ヒット

[ 2021年7月14日 05:30 ]

セ・リーグ   阪神2ー8DeNA ( 2021年7月13日    甲子園 )

<神・D>5回、一塁内野安打でヘッドスライディングを決める中野(撮影・大森 寛明)
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 敗戦の中、阪神・中野も佐藤輝に負けじと躍動した。0―4の5回2死、左腕・坂本の初球を一塁手と投手の間に転がす絶妙なバント安打。一塁へヘッドスライディングする気迫も見せ、自己最長の連続安打を10試合に伸ばした。

 「(チームの)雰囲気が悪かったというのはあったので、なんとか流れを変えようかなと思いました」

 球団新人の10試合連続安打は19年の近本&木浪(ともに13試合)が記録して以来。6月には24打席無安打と不振に陥ったが「センターを中心に打撃をしていくというのが復調の要因かなと思う」といい、完全に一つの壁を越えた。

 「残り1試合なので、しっかりいい形で締めくくれるように」
 連続安打を11に伸ばして後半戦を迎えたい。(須田 麻祐子)

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2021年7月14日のニュース