ソフトB・千賀 左足首捻挫で復帰時期未定、初登板1勝でチーム連敗5でストップも…

[ 2021年4月7日 05:30 ]

パ・リーグ   ソフトバンク7ー0日本ハム ( 2021年4月6日    札幌D )

<日・ソ>6回1死、渡辺の投直を捕球後に倒れた千賀(撮影・高橋 茂夫)
Photo By スポニチ

 代償が大きすぎる。ソフトバンクの千賀滉大投手(28)が6日、今季初登板の日本ハム戦で6回に渡辺の打球を処理した際、左足首を痛め緊急降板。札幌市内の病院で捻挫と診断された。両ふくらはぎ不調で出遅れ、待ちに待った復帰戦でのアクシデント。侍ジャパンの大黒柱でもある右腕が、再び離脱する可能性もでてきた。チームは連敗を5で止めたが不安を残す1勝となった。

 アクシデントに札幌ドーム内が騒然となった。今季初登板で5回2/3を投げ3安打無失点。降板まで三塁を踏ませず、自己最速にあと2キロに迫る159キロを計測し順風に見えた千賀が、緊急降板した。

 5―0の6回1死。渡辺が強振した打球は千賀の顔面方向への強烈なライナーとなった。捕球したが全体重を支えていた左足のスパイクが硬い赤土に突き刺ささったままバランスを崩した。左足首をひねり、その場に倒れ込んだ。苦悶(くもん)の表情のまま立ち上がれず、担架で運ばれ病院へ向かった。

 球団は「札幌市内の病院にて、MRI・レントゲン検査を受けた結果、左足首の捻挫と診断されました。今後については、再度足部の専門医の先生の再診を受けてからの判断となります。復帰時期は未定」と発表した。

 千賀は球団を通して「アクシデントがありましたが、今日はとにかくチームが勝てて良かったです。今後の予定はまだ分かりませんが、またすぐ登板し、チームの勝利に貢献できるようにしたいです」と前向きにコメントした。工藤監督は試合後、「(担架で)運ばれる前は“そう(重傷)でもないかもしれません”との言い方はしていたが、やった瞬間はアドレナリンが出るので(痛みを感じにくい)。落ち着いてどうなるか」と、様子を見る姿勢だ。

 両ふくらはぎの状態不良で出遅れ、3日に1軍に合流したばかりだ。待望の復帰初戦でチームの5連敗を見事に止め、今季1勝目を挙げたエースが再離脱する流れが濃厚となった。侍ジャパンでもエース格として期待される右腕。診断結果次第では、東京五輪出場にも暗雲が漂う。指揮官は「今いろいろと考えても仕方がない。こうなったら、ああなったらのシミュレーションだけはしておけばいいかなと思います」と懸命に平静を装った。

 投手陣にアクシデントが相次いでいる。右肩不調の東浜も実戦復帰戦だった4月2日のウエスタン・リーグ中日戦で、強烈な投ゴロが左足首を直撃。腫れが引いた後に、再調整を強いられることになっている。

 日本一5連覇を狙うホークスにとっても、五輪で世界一を狙う侍ジャパンにとっても、千賀の負傷は痛い。

続きを表示

この記事のフォト

「始球式」特集記事

「田中将大」特集記事

2021年4月7日のニュース