日本ハム・ドラ1伊藤 プロ初勝利お預け「悔しい」 7回4安打3失点の好投も失策絡みで逆転許す

[ 2021年4月7日 21:08 ]

パ・リーグ   日本ハムーソフトバンク ( 2021年4月7日    札幌D )

<日・ソ>力投する先発の伊藤(撮影・高橋茂夫)
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 日本ハムのドラフト1位・伊藤大海投手(23)が7日、本拠でのソフトバンク戦に自身2度目となる先発。7回4安打11奪三振の3失点(自責点2)で2―3とリードを許したまま降板し、プロ初勝利はお預けとなった。

 プロ初先発となった前回の西武戦は6回4安打1失点と好投も打線の援護なく勝ち負けつかず。引き分けを挟んで5連敗のチームを救うべくマウンドへ上がると周東、今宮を連続三振。三者凡退で抜群の立ち上がりを見せた。

 2回は先頭のグラシアルに1号ソロを被弾。146キロのストレートを右翼スタンドまで運ばれた。それでも4回、1死一塁から柳田を投ゴロ併殺打に打ち取るなど好投。2―1と逆転した直後の5回には四球と味方の失策で無死一、三塁のピンチを迎えたが中村晃、松田、甲斐を三者連続三振。新人離れした圧巻の投球を見せた。

 だが7回1死一、三塁から中村晃を投ゴロに打ち取ったかに見えたが、二塁への送球を遊撃手の中島が捕球できず。記録上は遊撃手の失策となり同点にされると、続く松田に左越適時打二塁打を打たれ逆転されてしまった。

 ▼伊藤 なんとか連敗を止めようという思いを持ってマウンドに上がりましたが、最終的にリードを許しての降板となってしまい、ただただ悔しい気持ちです。

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