巨人、打線テコ入れ初回から奏功!若林&坂本連続2塁打で先制 待望初タイムリーに原監督拍手

[ 2020年11月25日 18:58 ]

SMBC日本シリーズ2020第4戦   巨人―ソフトバンク ( 2020年11月25日    ペイペイD )

<ソ・巨>初回無死二塁、和田(左)から左越えの先制適時二塁打を放つ坂本(撮影・木村 揚輔)
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 巨人が0勝3敗と追い詰められて迎えた第4戦で、今シリーズ初めて先制に成功した。

 これまでのスタメンを大幅にテコ入れし、迎えた初回だった。1番で初先発した若林がソフトバンク先発左腕・和田が投じたスライダーを右中間に弾き返して二塁打とすると、続く2番・坂本もスライダーを叩いて左翼フェンス直撃の二塁打を放ち、開始から8球で先制点をもぎ取り、ベンチの原監督も拍手して喜んだ。

 今シリーズにおいて、巨人がソフトバンクより先に安打を放つのも、先制するのもこの4戦目で初めて。ここまでの3戦で挙げたのはウィーラーの犠飛(初戦)、ウィーラーの2ラン(第2戦)による計3点だったが、4戦目にしてようやく出た待望の初適時打、本塁打以外の長打も初めてと“初めてづくし”の初回となった。

 なおも続いた2死一、二塁と追加点のチャンスで中島は空振り三振に終わったものの、9球連続ファウルで粘り、一人で和田に14球を投げさせるなど大きく貢献している。

 ▼巨人・坂本 若林が先頭でいい流れをつくってくれました。チームとして先制点がほしいケースだったので自分がランナーをかえす気持ちでいきました。攻める気持ちを出していきたい。

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2020年11月25日のニュース