西武・平井、先発定着を直訴 オフは「基礎的なところを見つめ直していきたい」

[ 2020年11月25日 14:36 ]

秋季練習中の西武・平井(球団提供)
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 中継ぎで存在感を示している西武の平井克典投手(28)が、来季の「先発入り」を直訴したことを明かした。

 カーミニークで秋季練習中の右腕は、今季はプロ入り4年目で初の先発を経験し、結局4度の先発を含む41試合に登板。5勝5敗、防御率4・18だった。

 昨季はリーグ記録となる81試合に登板し連覇に貢献。今季はローテーションの谷間で先発するなど奮投したが、それでも「キャリアの中で一番最低の数字を出したんで」と反省。「(今季の)収穫もないに等しい」と厳しい自己採点を下した。

 だが4年間で通算228試合に登板した鉄腕は、4年連続Aクラス入りには大きく貢献している。

 来季については「先発(定着)に挑戦したい」と意気込んだ。「すでに(投手コーチの)西口さんに言いました」と話し「来シーズンにならないとどうなるかわからないが、西口さんは“いいんじゃない”という感じでした」と明かした。

 オフは「リカバリーして、基礎的なところを見つめ直していきたい」と続けた平井。

 5年目の来季。リーグ王者返り咲きへ。新たな扉を開いて貢献するため「先発」を視野に入れた刺激に満ちたオフを過ごす。

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2020年11月25日のニュース