広島・野間 400万円ダウンで危機感「もう、くすぶっていてもダメ」 走攻守全てで巻き返し誓う

[ 2020年11月25日 18:37 ]

10月29日のヤクルト戦の9回2死満塁で、代打・野間は三振に倒れる (撮影・奥 調)
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 広島の野間峻祥外野手(27)が25日、広島市内で契約更改交渉を行い、3400万円から400万円ダウンとなる3000万円でサインした(金額は全て推定)。

 今季は、台頭した大盛やピレラに出場機会を奪われ、70試合出場にとどまり、50打数12安打の打率.240。武器である俊足もいかせず、2盗塁に終わり、4年ぶりに2桁盗塁へ届かなかった。「何もやっていない。何もできなかったシーズンでした。一番悔しいシーズンだった」と振り返った野間は、「次は7年目になるので、もう、くすぶっていてもダメだと思う。来年一年、ガムシャラにやっていきたい」と危機感をあらわにした。

 15年入団のドラフト1位。2018年には126試合に出場し、打率.286、46打点、17盗塁と持ち味を発揮した。それに比べると、今季は不本意な成績だった。打撃面での課題も出たが、「偏り過ぎてもダメ。僕みたいなタイプは打って守って走るのは当たり前にできると考えられていると思うので、そこは当たり前にこなせるように準備をしたい」と、高い目標を口にして、来季の巻き返しを誓っていた。

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2020年11月25日のニュース