4兄弟全員が都市対抗出場達成 夏井家四男のTDK夏井脩「9番・遊撃」で先発

[ 2020年11月25日 21:20 ]

都市対抗野球第4日   TDK1―2日本新薬 ( 2020年11月25日    東京D )

<日本新薬・TDK>力投するTDK先発・鈴木(撮影・沢田 明徳)
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 TDKの夏井脩吉内野手が「9番・遊撃」で都市対抗初出場。夏井家は兄弟4人とも社会人でプレーしており、これで全員が都市対抗出場を果たした。

 脩吉は四男で東北―神奈川大を経て入社2年目。長男・大吉は現在トヨタ自動車東日本ヘッドコーチで、室蘭シャークス在籍時に都市出場。二男・健吉内野手は同じTDKで、この日は一塁コーチを務めた。三男・康吉は投手でJR北海道硬式野球クラブでプレーし、16年に都市対抗出場。今大会も出場しており、27日に初戦を迎える。

 夏井脩は「終わってから、悔しさが出てきた。レベルの高さ感じたし、甘いボールは1球もなかった」と惜敗をかみしめた。

 一方で「今日が初の東京ドーム。大学1年から4年まで毎年都市対抗は見に来ていて、1年の楽しみだった。いつかここでプレーしたいと思っていた」。 兄弟全員が都市対抗出場を果たし「幸せ。両親に感謝したい。今大会は3兄弟出ているので、今度は4兄弟全員で(同一大会に)出たい」と新たな目標を見据えた。

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2020年11月25日のニュース