パ・リーグの優勝　70年ぶりにセ・リーグ上回る　10年以降はパが10回V

SMBC日本シリーズ2020第4戦   ソフトバンク4ー1巨人 （ 2020年11月25日    ペイペイD ）

＜ソ・巨＞4年連続日本一が万歳する工藤監督（中央）らソフトバンクナイン（撮影・木村　揚輔）
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　ソフトバンクが4―1で巨人を下し、4連勝で4年連続11度目（南海、ダイエー時代を含む）の日本一に輝いた。

　日本シリーズは12連勝。史上初の2年連続4連勝で、特別な20年シーズンを締めくくった。工藤監督は選手時代と合わせて通算16度目の日本一。名将・川上哲治を抜き単独2位となり、1位で17度の森祇晶と1差に迫った。

　また、今年のソフトバンクの勝利で、日本シリーズの優勝週がパ・リーグが36勝35敗となり、50年に行われた第1回の大会で毎日が松竹に勝って以来、70年ぶりの勝ち越しとなった。第2回から巨人が3連覇するなどセ・リーグの優勝回数が上回り、02年終了時にはセの32回に対し、パが21回と11回も差を開けられていた。だが、2010年以降は12年の巨人の優勝以外はすべてパ・リーグが優勝を決め、ついに優勝回数をひっくり返した。