巨人の主砲・岡本「僕がもっと打てば…」と悔やむ セ打撃2冠もシリーズでは本塁打、打点ともになし

[ 2020年11月25日 23:05 ]

SMBC日本シリーズ2020第4戦   巨人1―4ソフトバンク ( 2020年11月25日    ペイペイD )

<ソ・巨>6回無死、岡本(左)が遊ゴロに倒れ厳しい表情の原監督(撮影・岡田 丈靖)
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 巨人の若き主砲・岡本和真内野手(24)は8年ぶり日本一を逃した責任を一人で背負った。

 今季セ・リーグの本塁打、打点部門で2冠を獲得したが、日本シリーズでは本塁打、打点ともになし。13打数1安打の打率・077に終わった。2年連続で1勝もできずに日本シリーズ敗退が決まるのはプロ野球史上初の屈辱。また、この敗戦で楽天と対戦した2013年第7戦から日本シリーズ9連敗となり、西鉄(現西武)と対戦した1958年第4戦から南海(現ソフトバンク)と対戦した61年第1戦に喫したシリーズワースト記録に並んだ。

 「昨年4連敗して、やり返そうという気持ちで臨んだ日本シリーズでしたが、まだまだいろんな意味でやらないといけないものがあると感じました。力足らずでこういう結果なのが現実。来年また優勝して、やり返したい」と岡本。「僕がもっと打てばチームが乗ったと思うし、勝てることはできたと思います。この思いを絶対に忘れず、来年を迎えたい」と悔しさをにじませた。

 それでも、コロナ禍の中、3カ月遅れで始まったシーズンを終え、感謝も。「ファンの皆様は、コロナの影響で無観客もあり、人数も制限されて、いつもと違った苦しいシーズンだったと思います。応援は力になりました。一年間ありがとうございました」。主砲としてG党へメッセージも忘れなかった。 

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