広島・桑原 “悔しい”現状維持 今季プロ初出場も無安打「何もできなかった」

[ 2020年11月25日 17:20 ]

広島の桑原樹内野手
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 来季で7年目を迎える広島の桑原樹内野手(24)が25日、広島市内で契約更改交渉を行い、現状維持の550万円でサインした(金額は全て推定)。

 今季は9月5日のDeNA戦でプロ初出場を記録したが、1本が出なかった。結局、3試合に出場し3打席無安打で、9月10日には2軍再調整。チャンスをいかすことができなかった。「1軍に上がったのに、何もできなかった。来年はヒットを打てるように、と言われた」と、球団との話し合いを終え、表情を引き締めた。

 常葉学園菊川から15年に広島に入団。持ち味の走力をいかし、2軍戦では存在感を見せたが、そろそろ1軍の結果がほしい。「1軍は2軍とレベルが違う。いかに一発で仕留められるか。打撃練習から一発で仕留められるように、確実性を上げられるようにやってきたい」と意識を高めていた。

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