阪神・西純 初の契約更改交渉は現状維持 来季は「マエケン投法」で飛躍期す

[ 2020年11月25日 16:08 ]

キャッチボールで笑顔を見せる阪神の西純(11月22日撮影・坂田 高浩)
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 阪神のドラフト1位ルーキー・西純矢投手(19)が25日、宮崎市内のホテルで自身初の契約更改交渉に臨み、現状維持の年俸1200万円(金額は推定)でサインした。西純は「(球団から)今年はケガなく、順調にできたと思うと言ってもらいました」と話した。

 シーズン終了後は、フェニックス・リーグに参戦中。「ウエスタン・リーグのシーズン中、なかなか三振が取れなかったのでフェニックス・リーグではしっかりと三振を取る投球を意識してやっています」と課題を掲げた上で、現在は前田健太(ツインズ)を参考にして、新フォームに挑戦中であることを明かした。「フォームを少し変えて、それから力みとかも取れて安定感が少し出てきたんじゃないかと思います」と手応え十分だ。

 2年目となる来季へ向け、「今年は上で投げることができず、ファームで下積みという形でしたけど、来年は1試合でも多く1軍で投げられるように、しっかりとやりたいと思います」と闘志満々。「マエケン投法」を武器に、1軍マウンド、そして1軍初勝利を目指す。

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2020年11月25日のニュース