日本ハム・バーヘイゲン 日米通じて初完封&自己最多13奪三振「最高の気分」

[ 2020年10月29日 05:30 ]

パ・リーグ   日本ハム1-0オリックス ( 2020年10月28日    京セラD )

<オ・日>完封勝利を飾り捕手・宇佐見(左)とタッチを交わすバーヘイゲン(撮影・後藤 正志)
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 ゼロが9つ並んだ京セラドームのスコアボード。ヒーローインタビューを受けた日本ハム・バーヘイゲンの言葉が弾んだ。日米を通じて自身初となる完封勝利で上沢に並ぶチームトップの8勝目。「最高の気分だね。今年のベストゲーム。宇佐見と2人で試合前から取り組んで勝ち取った完封なので、彼に一番感謝したい」。最後の打者・T―岡田を左飛に打ち取ると、決勝打の宇佐見と抱き合って喜びを分かち合った。

 試合を完全に支配した。被安打はわずか2本で、こちらも日米通じて自己最多となる13奪三振で無四球。2回に自らの暴投も絡んで2死三塁のピンチを切り抜けると、3回以降は二塁すら踏ませず、5回2死一塁からは13打者連続アウトだ。109球の完封劇に栗山監督も「球の強さはいつもあるけど、ボールがしっかり制球できていた。バッテリーでよく頑張ってくれた」と絶賛した。

 来日後の進化。それは日本打者への適応だ。日本では得点圏時に投手へのアプローチを変えてくる打者が多いと感じており「米国時代より打者のスイングの傾向を気にするようになった」と相手打者、状況に応じた攻め方ができるようになった。その上で、この日最速156キロを記録した球の強さに加え「一つ一つの制球も序盤と比べたら格段にレベルアップしている」と制球面も向上した。

 この試合で規定投球回に到達し、防御率3・22はリーグ3位。1イニング当たりに出した走者数を示す「WHIP」1・07は同2位、奪三振数115は同3位だ。1年契約で去就も注目される右腕。誰もが来季も残留してほしいと願う快投だった。(東尾 洋樹)

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