鮮烈なデビュー果たしたDeNA森 巨人・坂本からの祝福も大きな力に

[ 2020年10月29日 10:00 ]

27日の巨人戦でDeNAの代打・森はプロ初打席で左越え二塁打を放つ(撮影・西川祐介)
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 鮮烈なデビューだった。DeNAの19年ドラフト1位・森敬斗内野手が27日、1軍に初昇格。巨人戦の8回1死から代打で登場すると、いきなり左翼フェンス直撃の二塁打を放った。

 必死の表情だった18歳だが、二塁ベース上で坂本勇人内野手に声を掛けられると笑みがこぼれた。試合後、森は「“初ヒットおめでとう”みたいな声を掛けていただきました。うれしかったです、もちろん」と喜びをかみしめた。球界を代表する遊撃手から送られた一言は、次世代を担う遊撃手にとって大きな力になったことだろう。

 森の名前が告げられた際、横浜スタジアムのボルテージは上がり、異様な雰囲気の中で初打席初安打を記録してみせた。ラミレス監督も「何か持っているなという感じはします」と目を細めたように、スター性は十分。その一歩目を、堂々と踏み出した。

 「結果を出すためにコーチの方と日々相談しながら、課題に向き合えたと思います」と話す充実の毎日の中で、たくましく成長してきた。走攻守三拍子揃った逸材だが、プロに入って最も成長できたと感じるのが守備面だ。「周りの上手な人に囲まれて、打球への入り方など基礎練習を毎日反復してコーチと行えたことで、守備全般レベルアップできたと感じています。毎日練習に付き合っていただいたコーチの方々に感謝しています」。小さな積み重ねは、少しずつ自信に変わりつつある。

 ルーキーイヤーの終盤にたどり着いた1軍舞台に「緊張感があって、凄く気が引き締まります」と目を輝かせた森。ラミレス監督は30日からの阪神3連戦中に森を先発起用することを示唆している。どんな姿を見せてくれるのか、期待は高まる。(記者コラム・町田 利衣)

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