ヤクルト・村上 右に左に2発で岡本に1本差「しっかり打ち返すことできた」

[ 2020年10月29日 05:30 ]

セ・リーグ   ヤクルト2-3広島 ( 2020年10月28日    マツダ )

<広・ヤ>4回1死、村上は右中間にソロ本塁打を放つ(撮影・奥 調)
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 ヤクルト・村上の視界にリーグ最年少での本塁打王が入ってきた。トップの巨人の岡本に1本差に迫る今季初の1試合2発。ともに直球を完璧に捉え、右と左に打ち分けた。

 まずは4回1死。「しっかりと打ち返すことができました」と25号ソロを右翼席へ。さらに8回2死の第4打席では、外角150キロ直球を左翼席上部に運んだ。「逆らうことなく逆方向に強い打球を打ち返すことができた」と26号ソロにも好感触が残っていた。

 3連敗に厳しい表情の高津監督も「ずっと4番に座ってこの数字は素晴らしいこと」と評価。20歳でのタイトル獲得となれば、55年町田行彦(国鉄)の21歳を抜き、リーグ最年少記録を更新する。最下位のチームに明るい話題を持ち込めるか。(川手 達矢)

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