カープの新星、堂々デビュー!2年目・田中法が3者凡退の好投 2軍で12セーブ挙げる期待の星

[ 2020年10月29日 20:04 ]

セ・リーグ   広島―ヤクルト ( 2020年10月29日    マツダ )

<広・ヤ23>6回にプロ初登板の田中法は3者凡退に抑える (撮影・奥 調)
Photo By スポニチ

 プロ2年目の広島・田中法彦投手(20)が、29日のヤクルト戦でプロ初登板を迎え、堂々の3者凡退で抑えた。

 先発・薮田の後を受け、2番手で6回に登板。伸びのある直球やスプリットなどを駆使し、7番・広岡を左飛、8番・古賀も左飛、代打の長岡も遊ゴロと落ち着いて打ち取り、ベンチに戻った。16日に出場選手登録後、ここまではブルペン待機。デビュー戦まで時間がかかったが、上出来の結果となった。

 田中法は三重県の菰野高校出身で、昨年ドラフト5位で入団。兄2人と3兄弟で菰野高校野球部出身で、三重県内では名の知られた選手だった。今季はウエスタン・リーグで25試合に登板し、1勝1敗12セーブで、防御率は1・73と堂々たる数字。チーム最多のセーブ数を挙げるなど将来楽しみな逸材で、見事にデビュー戦を飾った。

続きを表示

2020年10月29日のニュース