ソフトB・千賀 5年連続2桁10勝「いい気持ちのまま、マウンドに上がった」

[ 2020年10月29日 05:30 ]

パ・リーグ   ソフトバンク2-0ロッテ ( 2020年10月28日    ペイペイD )

<ソ・ロ>栗原のポーズをまねして見せる千賀(左)(撮影・中村 達也)
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 隙を与えない。リーグ優勝翌日にソフトバンク・千賀が、CS(クライマックス・シリーズ)へ士気をギュッと引き締める好投で10勝チーム一番乗り。5年連続2桁勝利も達成した。

 「目の前で優勝し、翌日に登板。難しかったけど、みんなに“明日、投げるよ”と言い続けて、いい気持ちのまま、マウンドに上がった」

 8回4安打零封。今季6度目の2ケタとなる毎回の12三振を奪った。鷹投手陣初の規定投球回数にも到達した。

 「周東がエラーを気にしていたけど僕は全然大丈夫」。1点先行の7回先頭で遊撃手・周東がゴロをポロリ。その後、1死二塁となったが後続を切った。8回1死一、三塁では代走・和田を一塁けん制で刺し、打者の中村奨をフォークで空振り三振にして仕事を終えた。

 「これから寒くなるが熱い試合を見せます。温かい声援をお願いします」。お立ち台でも、寒暖差を交え、うまくまとめた。

 ▼ソフトバンク栗原(5回先頭で先制の15号ソロ)千賀さんが凄い投球していたので点を取りたかった。優勝しても僕は目の前の試合で必死。残り8試合も全力で。

 ▼ソフトバンク森(9回を締め29セーブ目)昨日は球数が多く、やられた感じがあったので、今日はしっかり勝つことができて良かった。

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