県岐阜商が東海大会進出 来秋ドラフト候補・高木、マルチ安打&2四球で中京撃破導く「自信付いた」

[ 2020年9月19日 17:46 ]

第73回秋季岐阜県高等学校野球大会準決勝   県岐阜商5―4中京 ( 2020年9月19日    長良川 )

<県岐阜商・中京>勝利の瞬間を見届け、ガッツポーズする県岐阜商・高木
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 来秋ドラフト候補で県岐阜商の主将を務める高木翔斗捕手(2年)がチームを秋季東海大会へと導いた。チーム唯一のマルチ安打に加え、2四球を選び、4番ながら打線のつなぎ役として機能。「こういう形の接戦を勝ち切ることができ、自信が付きました」と笑顔で話した。

 4回無死、左前打で出塁すると0―3の6回1死一塁、投球を確実に見極めて好機を拡大。2―3の1死一、二塁の場面でも四球を選び、その後の逆転劇につなげた。1メートル86、90キロの体格から繰り出すパワーが本来の持ち味で、高校通算は15本塁打。打ちたい欲望を抑えて、もぎ取った勝利に「ホームランを打ちたい気持ちはあるが、一番はチームが勝つこと。見極めて、チームバッティングができた」と胸を張った。

 今夏の甲子園交流試合にも出場。新チームからは主将に就任したが「練習試合でも勝てなくて…。8連敗しました」と苦難の船出だった。大阪桐蔭(大阪)、健大高崎(群馬)など強豪校に負け続け、自信を失いかけた時もある。それでも前だけを向いた。この日も3点を追う展開の時には「諦めるな」。リードを奪ってからは「油断するな」と円陣の中央でナインを鼓舞し続けた。

 逆転勝利に鍛治舎巧監督(69)は「いろいろあったけど、勝てばナイスゲーム」と笑顔だった。高木は「まずは神宮大会優勝が目標」と表情を引き締め、個人的には「高卒からプロに行きたい。親に感謝の気持ちを表したい」と言う。秋季東海大会出場決定。道は来年の選抜大会へと続いていく。

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