中日ドラ1・石川昂 3試合連続安打、先制点の好機築く 最下位チームに希望の光

[ 2020年7月24日 22:05 ]

セ・リーグ   中日2―5阪神 ( 2020年7月24日    ナゴヤD )

<中・神>2回2死、石川昂は中前打を放つ(撮影・椎名 航)
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 中日のドラフト1位・石川昂が3試合連続安打を記録した。

 2回2死から青柳の内角直球を肘を畳みながら、中前へ運びチャンスメーク。その後の2点の先制につなげた。プロ初安打以降、21打席連続無安打と苦しんだが、22日の巨人戦で2安打を放ってから復調。「落ち着いて打席に入ることができていると思います。低めのボール球の見極めができているので、自分の有利なカウントを作ることができているのが、結果につながっていると思います」と自己分析した。

 7回1死一塁では冷静に四球を選び「打つだけではなくてフォアボールも取れているので続けたいです」と意欲。

 9回1死二塁でも三塁へ強い打球を放ち、北條のグラブをはじいた。記録は失策となり、Hランプはともらなかったものの手応えは十分。

 高卒ルーキーの成長が、最下位に沈むチームの明るい兆しとなっている。

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2020年7月24日のニュース