奈良 1勝3敗も貴重な経験、堀監督「次にどうつなげるか」 ポニーリーグ関西地区予選

[ 2020年7月24日 16:56 ]

ポニーリーグ全日本選手権関西地区予選第5日   奈良0―10愛知稲沢 ( 2020年7月24日    メイハンスタジアム )

<愛知稲沢・奈良>3回に日江井の打球を好捕する奈良・森井大(撮影・奥 調)
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 今季から加盟した奈良はリーグ戦を1勝3敗で終えた。3年生部員はわずか2人と、1、2年生が主体のチーム。初戦を接戦で制した後は3連敗を喫したが、堀泰人監督は4試合を貴重な経験の場ととらえた。

 「昨年までは無所属で活動をしてきた中で、公式戦特有の緊張感を味わわせていただくことができました。子どもたちにとって良い経験になったし、今後は自分の力をいかに発揮していくかが課題。アウトを1つ取ることのしんどさ、ヒットを1本打つことの大変さを知ることができたので、次にどうつなげていくのかということです」

 この日の愛知稲沢戦はコールド負けに終わったが、随所に粘りを見せた。3点劣勢の3回2死一、三塁では左中間後方への大飛球を、左翼・森井大成主将(3年)が背走しながらダイビングキャッチ。「3点差なら、まだ逆転できると思って何としても捕りたかった」。勝利への執念、1球にかける執着心を後輩たちに示す超ファインプレーだった。

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2020年7月24日のニュース