日本ハム・宇佐見 1024日ぶり弾!移籍1号が千金逆転3ラン

[ 2020年7月24日 05:30 ]

パ・リーグ   日本ハム3―2ソフトバンク ( 2020年7月23日    ペイペイD )

<ソ・日>2回2死一、二塁、右越え3ランを放つ宇佐見(撮影・岡田 丈靖)
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 日本ハム・宇佐見の移籍後初本塁打が値千金の逆転3ランとなった。1点を追う2回2死一、二塁から左腕・笠谷のスライダーを右翼席中段へ。巨人時代の17年10月3日以来、1024日ぶりの一発に「(2球目の)ボールだったスライダーを見逃した時の見え方が久しぶりに凄く良かったから次のスライダーが打てた」。2球続いた球を逃さなかった。

 昨年6月にトレード移籍。栗山監督が「打てる捕手」を熱望しての獲得だった。昨季は自己最多48試合出場も、本塁打ゼロ。今季は下半身の重心を落とし、腰を地面と平行に回すことを意識した。6月12日の巨人との練習試合では元同僚の菅野から本塁打。この日の一発にも「(下から)あおらなかったから」とレベルスイングへの改良効果を口にした。

 今季は5年目で初めて開幕スタメンを獲得。試合前まで打率.176と低迷していたが、5回の左前打で今季2度目の複数安打もマークした。守備でも4人の投手を好リードした宇佐見の活躍に、栗山監督も「今日はチャミ(宇佐見)らしい」とにんまりだった。(東尾 洋樹)

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