中畑清氏 福島復興へ東京五輪「絶対にやってほしい」 野球&ソフト会場で球児たちと交流

[ 2020年7月24日 05:30 ]

子どもたちに投球フォームを指導する中畑清氏
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 「絶好調男」が復興五輪の実現を熱望した。来年に延期された東京五輪の1年前イベントとして、23日に「プロ野球OBフェスタin福島」が行われた。野球とソフトボールの競技会場となる福島県営あづま球場で、本紙評論家の中畑清氏(66)ら17人のOBが球児たちと交流。福島県出身の中畑氏は「福島にとって安全、安心を世界にアピールする最高のチャンス。コロナを吹っ飛ばして、絶対にやってほしい」と思いを語った。

 新型コロナウイルス対策万全の野球教室だった。参加した県内の小中学生119人は全員マスク姿。OBはフェースシールドを装着し、走り方やボールの握り方など基礎から指導した。04年アテネ五輪で監督代行を務めた中畑氏は「復興の原点は子供たちの元気。今日の元気を継続して頑張ってくれたら来年の五輪につながってくる」と話し、侍ジャパンへ「最高の野球をしてほしい」とエールを送った。(岡村 幸治)

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2020年7月24日のニュース