大リーグのプレーオフ進出チーム数が増加 10チームから16チームへ

[ 2020年7月24日 09:47 ]

ナショナルズ・パークに記されたワールドシリーズ制覇のペイント(AP)
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 大リーグ機構(MLB)と選手会は23日、ワシントンDCでの今季開幕戦が始まる前に、60試合制の短縮シーズンとなった今季のプレーオフに進出するチーム数を従来の10から16に増やすことで合意。ナショナル、アメリカン両リーグとも地区1位と2位(計12チーム)は自動的に、さらに3位以下のチームで両リーグの勝率上位2チームがポストシーズンに駒を進めることになった。

 チーム数とプレーオフ進出数はNBAと同じ。AP通信によれば、16チームによる1回戦は3試合制、8チームによる地区シリーズは5試合制、リーグ優勝決定シリーズとワールドシリーズは7試合で行われる。

 データ専門のエライアス・スポーツ・ビューロー社によれば、1995年から2019年までのシーズンでプレーオフを16チーム制にしていた場合、勝率5割未満の46チームがポストシーズンに進出。したがってレギュラーシーズンで負け越しても、ワールドシリーズ制覇への挑戦権を残す可能性が出てきた。

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2020年7月24日のニュース