中日・大野雄 今季初白星へ初出塁が先制呼ぶ、粘って四球 続く井領が2点打

[ 2020年7月24日 19:16 ]

セ・リーグ   中日―阪神 ( 2020年7月24日    ナゴヤD )

<中・神>2回2死一、二塁、大野雄は四球を選ぶ(投手・青柳)(撮影・坂田 高浩)
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 中日は今季初白星を目指す左腕の今季初出塁が先制点につながった。

 2回2死からドラフト1位・石川昂が青柳の内角直球を肘をうまくたたんで中前打にし、チーム初安打を記録すると、続く木下拓が四球を選んで一、二塁とチャンスを広げた。

 打席には先発・大野雄。今季ここまで5試合10打席無安打と出塁のない左腕だが、ファウルで粘って相手右腕に7球を投げさせ、四球をもぎ取り満塁とした。

 すると、続く井領が中前に2点打。低めシンカーをしぶとくすくい上げ「大野さんも必死に投げて抑えてくれているし、皆がつないでくれた打席だったので打つことが出来てよかった。今日こそは大野さんに勝ちをつけてあげたいです」。

 借金地獄に苦しむ中、チーム一丸となって開幕投手を務めた先発左腕に今季初白星を贈ろうと、幸先良く先取点を奪った。

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