広島 エース大瀬良が2回2失点、わずか33球で降板 3回からケムナにマウンド譲る

[ 2020年7月24日 19:20 ]

セ・リーグ   広島―DeNA ( 2020年7月24日    横浜 )

<D・広>初回無死二、三塁、ロペスに同点右越え適時二塁打を浴びる大瀬良(撮影・会津 智海)
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 開幕投手を務めた広島のエース、大瀬良大地投手(29)が敵地でのDeNA戦(横浜)に今季6度目の先発登板。初回いきなり2点を失うなど2回4安打2失点で早くも降板した。

 大瀬良が先発して2回までで降板するのはルーキーイヤーの2014年6月7日ソフトバンク戦で1回0/3を投げて10失点KOされて以来プロ2度目。

 初回、主砲・鈴木誠の適時打で1点先制してもらった大瀬良だったが、その裏、1番・梶谷に左前打されると2番・オースティンに右翼フェンス直撃の二塁打を打たれていきなり無死二、三塁のピンチを招くと、3番・ロペスにも右翼フェンス直撃の二塁打を許してあっという間に同点。さらに続いた無死二、三塁で4番・佐野を三直に仕留めて1死としたが、5番・宮崎の遊ゴロで勝ち越しを許した。

 2回には1死から8番・柴田にも左中間へ二塁打を打たれた大瀬良。今季初登板初先発として9番に入っている上茶谷の鋭い打球は二塁を守る名手・菊池涼の美技でアウトを取り、続く2死三塁のピンチも無失点でしのいだが、3回に味方打線が松山の適時打で2―2の同点に追いつくと、その裏のマウンドには2番手・ケムナ誠投手(25)が上がって大瀬良は早くも降板となった。

 大瀬良の投球内容は2回で打者10人に対して33球を投げ、4安打2失点。1三振を奪い、四死球はなかった。

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2020年7月24日のニュース