DeNA 佐野の3戦連発となる逆転満塁弾で劇的サヨナラ勝ち!広島は一岡が炎上、2点リード守れず

[ 2020年7月24日 21:37 ]

セ・リーグ   DeNA9―6広島 ( 2020年7月24日    横浜 )

<D・広>9回1死満塁、サヨナラ満塁弾を放つ佐野(撮影・会津 智海)
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 DeNAが9回に主砲・佐野の逆転満塁弾でサヨナラ勝ち。劇的な勝利で2連勝を飾り、勝率5割復帰に王手をかけた。DeNAのサヨナラ勝ちは6月21日の広島戦(横浜)以来今季2度目。広島は再び今季ワーストの借金5に逆戻りとなった。

 DeNAは4―6で迎えた9回、この回から登板した6番手・一岡から柴田が死球、代打・山下が四球で出て無死一、二塁のチャンスをつかみ、ここで梶谷が右前適時打を放って1点差。オースティンも四球で無死満塁とし、1死後、キャプテンの佐野が3戦連発3号となる逆転満塁サヨナラ弾を放って劇的な勝利を飾った。

 広島は先発したエース大瀬良が2回までに二塁打3本を浴びるなど、不調により2回4安打2失点降板。だが、2番手のケムナが3回1失点と力投し、3年目でプロ初勝利となる勝利投手の権利を得て降板した。だが、8回に5番手・塹江がロペスに4号ソロを浴びると、9回には抑え役に回って2試合目の一岡が満塁弾を含む5失点に沈んだ。

 なお、DeNAのサヨナラ満塁アーチは横浜時代の2010年ハーパー以来10年ぶり通算10本目。日本人では2003年小田嶋正邦以来17年ぶりとなった。佐野はサヨナラ打の経験はあるが、サヨナラアーチは自身初となった。

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2020年7月24日のニュース