中日 逆転負けで今季最多の借金8、大野雄の好投実らず 継投策が裏目

[ 2020年7月24日 21:33 ]

セ・リーグ   中日2―5阪神 ( 2020年7月24日    ナゴヤD )

<中・神>7回1死満塁、投手交代を告げる与田監督(撮影・大森 寛明)
Photo By スポニチ

 中日は継投策が裏目に出て逆転負け。借金が今季最多8に膨らんだ。

 先発・大野雄を5回1失点で降板させ、6回からは継投リレーに。6回こそ佐藤が三者凡退に封じたものの、2―1の7回に3番手・谷元が三者連続四球を与え満塁のピンチを招くと、後を継いだ岡田が北條、サンズに連続タイムリーを浴び、この回4点を奪われ逆転を許した。

 打線は2回2死からドラフト1位・石川昂の中前打をきっかけに満塁のチャンスをつくり、井領の中前への2点打で先制。だが、逆転を許した直後の7回2死満塁では井領が左飛に倒れ、得点できず。

 3点を追う9回も1死一、二塁の好機をつくったが、溝脇が投ゴロに倒れ、頼みのA・マルティネスも空振り三振に倒れ、ゲームセット。

 苦境が続くチームに重苦しい空気が立ちこめた。

続きを表示

この記事のフォト

2020年7月24日のニュース