DeNA・大貫 7回無失点!チーム連敗6で止めた ラミ監督「来週も行ってもらう」

[ 2020年7月24日 05:30 ]

セ・リーグ   DeNA6―0ヤクルト ( 2020年7月23日    横浜 )

<D・ヤ>お立ち台でタオルを掲げる(左から)大貫、戸柱、佐野(撮影・島崎忠彦)
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 前回登板前は結果にかかわらず2軍行きだった。ところがDeNA・大貫は今季初勝利を挙げて1軍に残った。この日連敗ストッパーの大仕事をやってのけ、ラミレス監督に「来週も行ってもらう」と上機嫌に言わせた。

 7回2死で西浦に右前打を許すまで無安打無得点。急成長の裏には木塚投手コーチの助言による投球フォームの変化がある。巨人・菅野のように腕から始動する形に変えた。
 「立った時のバランスがいい。指にかかったボールが投げられるようになった」。150キロ台の剛球はないが、伸びのある140キロ台の直球は打者を差し込む。ツーシームやスプリットなど多彩な変化球も生きた。
 7回1安打無失点で2連勝。自身が投げた14日の中日戦以来となる勝利を呼び、チームの連敗を6で止めた。本拠地有観客6試合目で初勝利。「お客さんが入って投げられる幸せをかみしめています」。今季初めての勝利の花火でスタンドのファンを笑顔にさせた。(川手 達矢)

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