帝京、譲れん“東京No・1”の座 加田主将「何かを残して終わりたい」

[ 2020年7月5日 05:30 ]

夏季東西東京都高校野球大会 東東京大会組み合わせ ( 2020年7月4日 )

代替大会で優勝を誓う帝京(右から)加田主将、前田監督、小松副主将
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 東京No・1の座は譲れない。東東京大会第1シードの帝京は26日の2回戦から登場。都田園調布―目黒学院の勝者と対戦が決まった。4日、チームは都内の同校グラウンドで練習。前田三夫監督(71)は甲子園への道がなくなった特別な夏に「代替え大会でも生徒はやっぱり勝ちたいと思っているし、高校野球がまたできるという喜びもある。何もないまま終わらずにはりきってますよ」と言った。

 新型コロナウイルス感染拡大の影響で2月28日の休校に伴い、部活動休止。6月2日の全体練習再開まで、選手たちは自宅で自主練習を3カ月も続けてきた。大阪出身の加田拓哉主将と小松涼馬副主将も地元へ帰省。仲間とはLINEで連絡を取り合いながら、モチベーションを落とさないために「(部活再開後は)すぐにできるよう気持ちを作ろう」と話してきたという。

 昨秋の東京都大会は決勝で国士舘に敗れ、今年センバツは選考漏れで補欠校。そのセンバツが中止となり、全てを掛けた夏の甲子園もなくなった。そんな中で用意された最後の夏の舞台。小松副主将は「こんな状況でも野球ができることに感謝し、最後は東京No・1になりたい」と言い切り、加田主将は「(大阪から)帝京に来させてもらって、何かを残して終わりたい」と続けた。目指すのは東東京大会の優勝、そして8月10日に行われる東西東京大会優勝校同士の対抗戦も制して「東京No・1の座」だ。

 今も練習前は必ず検温し、ウエイトトレーニング場は換気して密にならないよう5、6人ずつで使用するなど感染防止対策を徹底している。大会には3年生18人全員がベンチ入りする予定。高校3年間の集大成は、東京の頂点で締めくくる。(秋村 誠人)

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