熊本の豪雨被害…阪神・岩貞 故郷思い全力投球「自分でも勇気付けられるんだと」

[ 2020年7月5日 05:30 ]

セ・リーグ   阪神9-3広島 ( 2020年7月4日    マツダ )

岩貞が熊本地震から4年経った日に更新した自身のインスタグラム

 【記者フリートーク】 試合後、熊本の豪雨被害に岩貞の表情は硬くなった。氾濫した球磨川のある球磨郡は叔父、叔母の出身地。「帰って連絡を取ってみたい。これ以上被害が大きくならないことを祈るしかない」と願い、夜には「これ以上、被害が出ませんように。出て欲しくないです」などと自身のインスタに投稿した。

 4月14日の夜、岩貞からLINEが届いた。「熊本でオールスターやった時の僕の写真ありますかね?」。すぐに合点がいった。熊本地震からちょうど4年。節目の日に「インスタグラムを更新したい」と聞き、18年に故郷で開催された球宴に登板した際の写真を数枚添付して返信した。

 2時間後、投稿したのは、日付が変わる3分前。「うまくまとまらなくて…」。何気ない文面でも、家族、友人、復興途中の街を思うと時間はかかった。17年から1勝につき義援金などを贈る支援活動を継続。1勝の重みは変わった。「(震災後)勝てば多くの方が連絡をくれる。勝つことの意味を理解しました。自分でも勇気付けられるんだと」。

 愛する「熊本」を思い、今年も力強く腕を振っていく。(阪神担当・遠藤 礼)

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