阪神 木浪&北條バチバチ“トリさん後継”争い 交流戦で2人ともに「成長した姿を」

[ 2020年3月11日 05:30 ]

DeNAとのオープン戦が雨天中止となり、ノックを受ける木浪(撮影・北條 貴史)
Photo By スポニチ

 「トリさん」の前で輝くのは、どっちだ?阪神の北條と木浪が昨季まで同じユニホームを着た鳥谷のロッテ入りを喜び、猛虎遊撃手の後継者に改めて名乗りを上げた。

 中止が決まった直後の横浜スタジアム。フリー打撃のため室内練習場に向かって並んで歩いた2人は、手本にしてきた大先輩の吉報に目を輝かせた。まず声を弾ませたのは北條だ。

 「なんか僕までめっちゃうれしかったです。トリさんと1軍で一緒にやらせてもらった4年間は学ぶことだらけでしたし、食事に連れていっていただいていろんな話をしてもらった」

 背中を追い続けた昨季までの7年間を思い起こし、「対戦するときは成長したところを見てもらいたい。そのために試合に出ます!」と鼻息荒く意気込んだ。

 同世代の好敵手の宣言をすぐ隣で聞いた木浪はニヤリと反応した。「ニュースで見て、トリさん決まったんだ!と驚きました。対戦する機会があれば、成長した姿を見せたい。そのために試合に出られるように頑張ります!」。あえて同調した理由は、その場のノリだけではない。憧れの人との対戦は、レギュラーで迎えた方が気持ちいい。

 今回の開幕延期は「競争期間の延長」と捉えることもできる。特に遊撃争いは2人の力が拮抗(きっこう)。2月のキャンプ中の実戦で木浪がスタートダッシュを決めたかと思えば、3月に入ってからは北條が状態を上げてきた。仮に3・20開幕なら投手に合わせた併用も予想された中、準備期間が延びたことで優劣が明確になるかもしれない。

 ロッテとの交流戦は5月26~28日で舞台は甲子園球場。それ以外なら日本シリーズだ。「トリさん」との“再会”の日に遊撃を守り、勇姿を見せるのは、どちらだろうか。アツい戦いを、もっとアツくする材料が加わった。(巻木 周平)

続きを表示

この記事のフォト

「大谷翔平」特集記事

「始球式」特集記事

2020年3月11日のニュース