センバツ中止に関東王者の健大高崎・戸丸主将、ショック押し隠し「前を向かないと」

[ 2020年3月11日 19:18 ]

センバツ中止の一報を受けて会見をする健大高崎・戸丸主将(左)と青柳監督(撮影・西尾 大助)
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 気丈に前を見据えた。昨秋の関東大会を制し、続く明治神宮大会でも準優勝した高崎健康福祉大高崎・戸丸秦吾主将(3年)はショックを押し隠し、自分の言葉で切り出した。

 群馬県高崎市内の同校校舎。「正直悔しい思いはあるけど、ほかの部活の全国大会も中止になっているし、仕方ない」。自らを納得させつつ「今は心と体が別々になって気持ちが追いつかない。体だけ甲子園へ飛んでいるのに、心はそれは無理と受け止めている。練習試合へいい準備もできていたと思うので」と本音を漏らした。

 センバツが開催されれば15日に関西遠征へ出発。16、17日と関西(岡山)などと計4試合の練習試合を行う予定も中止となった。しかし現実は変わらない以上、悔しさを夏にぶつけるしかない。

 「夏の(群馬)大会で優勝して、健大高崎の名前を全国にとどろかせたい。そのためには自分自身が前を向かないと…。自分が意識して前へ進もうと思う」

 12日朝のミーティングでは青柳博文監督が全ナインに今回の経緯を説明する。戸丸も主将としてゲキを飛ばすつもりだ。「“今回のことがあったから、夏は活躍できたと言えるように頑張ろう”とみんなに言うつもりです。目標はもちろん全国制覇」。同校にとって2017年以来3年ぶり4度目のセンバツは霧散したが、戸丸の心の中にはしっかり残っている。

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