石巻出身 中日ドラ3・岡野 OP戦初先発で4回2失点「野球が出来ることに感謝」

[ 2020年3月11日 05:30 ]

オープン戦   中日1-5オリックス ( 2020年3月10日    京セラD )

オリックスとのオープン戦に先発し、4回2失点の岡野(撮影・成瀬 徹)       
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 中日のドラフト3位・岡野(東芝)がオープン戦初先発で力投し、球団新人では05年の中田(現阪神)以来15年ぶりの開幕ローテーション入りへ可能性をつないだ。4回を投げて4安打2失点。失策絡みで自責点は付かず、3回以降は立ち直って無安打に抑えた。

 「1、2回は先頭打者を出して、カウントが悪かったのが反省点。直球で押していこうと、ストレートを多めに投げて修正できた」

 3回1死では青学大の1学年先輩・吉田正を外角144キロ直球で見逃し三振に仕留め、「直球をきちんと投げれば打ち取ることができる」と納得顔。開幕延期を「アピールできる時間が増えた。実績のない自分はチャンス」と前向きに捉えた。

 宮城県石巻市出身で、東日本大震災では2メートル近い津波で実家が大損壊。当時は聖光学院1年で約1カ月にわたって野球ができなかった。「毎年実家に帰ると周りには仮設住宅があり、まだ震災復興は終わっていない。当たり前に野球が出来ることに感謝して精いっぱいやりたい」。3・11を前に確かな一歩を踏み出した。(徳原 麗奈)

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