創成館 センバツ中止に選手沈痛、上原主将は目真っ赤「夏にやるだけ」

[ 2020年3月11日 20:30 ]

創成館・稙田監督(右)からセンバツ中止の決定を告げられショックを受ける選手たち
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 センバツに向けて11日も練習に汗を流していた創成館(長崎)の選手たちは大会中止に大きなショックを受けた。

 高野連からの中止決定の文書を手にした稙田龍生監督が選手たちを集め「残念やけど中止や」と沈痛な表情で報告。ショックでぼう然とする選手たちに「いろんなことを考えて最後まで開催に努力したということだが、どうしても今回は無理ということ」「悔しいけど誰が悪いわけでもない。見えない敵に負けたんや」と言葉を続けた。悔しさを押し殺し「俺もそうやけど、なかなか気持ちの切り替えは難しいが上級生にとっては最後の甲子園じゃない。夏に早く気持ちを切り替えて。九州大会もある」と前向きな言葉をかけ「長い人生の中でこういうこともあるということ。つらいけどな。次に向けて頑張っていこう」。涙を流す選手たちに努めて明るくゲキを飛ばした。

 上原祐士主将(2年)は直後に取材に応じたが、しばらくの間言葉を発することができずショックの大きさを物語った。目を真っ赤にしながら「新チームが始まってからずっとチームで目標にしてきた場所だったので悔しいですし、行きたかったという思いが強いです」と必死に言葉を絞り出した。子供の頃からの大きな夢をかなえる舞台に立つことがかなわなかった無念は計り知れないが「夏にやるだけ。夏に向けてしっかりと気持ちの切り替え。夏に向けてすべてをかけてやっていきたい」と必死に前を向いた。

 チームはあすからしばらく休養に入る。寮生が大半の選手たちは、実家で心身を休める。指揮官は「実家に帰ってリフレッシュして気持ちを切り替えて、夏に向けてやっていこう」とねぎらっていた。

 ▼稙田監督 高野連も苦渋の決断だっと思うし仕方のないこと。センバツに落選したような気持ちだ。今は選手たちにかける言葉もない。コロナが早く収束しないと前へ進めない。夏があるが出場が確約されているわけではない。甲子園の土を何とか踏ませてやりたいが、上級生はあと1回しかない。夏に勝ち上がるしかない。夏に向けて早くスタートを切りたい。

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